仮面ライダー響鬼

46話47話48話。
最終回まで一気に。今度はイブキさんが死んでしまうのん?と思ったらヒビキさんが身代わりに?と思ったらそうでなくて、気がついたらオロチの話が終わっていて後日談みたいな感じで終了。

感想。
平成ライダーは中盤で盛り上がって、その後はゆるやかに最終回に向っていくと聞いていましたが、まさにそんな感じでしたね。まあ響鬼の場合はザンキトドロキ回が一番のクライマックスだったんですけど。

まず最初に思うのは俺は前期派かな、ということ。後期も嫌いではないけど、前期のまったりした感じのが響鬼っぽいと思っている。端境期にあったのが、カオス回の「恋する鰹」「惑わす天使」だったも大きい。
最初はうーんと思ってけど、こういうのもいいかも思えて来た頃に方向転換だったからなあ。
後、そもそも作風が変わるという情報を知ってての先入観もあるかもしれないけどね。

キャラや世界観、設定などはかなり好みでした。劇場版で昔話をやりましたが、それこそ弟子、師匠の馴れ初めだったりのヒビキさん達の過去編が見たいなー、と思ったほどです。ただし京介、てめーはダメだ。
あとはやっぱり終わり方かな。オロチの話をぶった切って、ボス戦らしきものもなく、急にヒロインがさらわれて助けに行くとか、最終回付近の話の散らかしっぷりと雑な片付け方にうーんとなってしまい、イマイチ乗り切れなかった感。
そもそも、明日夢が流されるままに弟子になってた感じがしたので、それでいいんだと思ったらやっぱり終盤になって別の道を歩むって話になるとかの急展開っぷりがとても気になったかも。

ヒビキさんと明日夢が互いに尊敬しあえる仲になるという大オチは悪くないと思うんだけど、それ以外のまとめ方がおざなりすぎるのが非常に残念でした。
この道中はよかったけどラストがなあという評価、どこかでと思ったらディケイドだったわ。