TRPG「駅前魔法学園!!」

進行中のキャンペーンをひと休みして、新規開拓という意味も込めていつもの面子でプレイすることに。
現代とほとんど同じ世界に1つのテクノロジーとして魔法が存在している感じ、という世界設定らしい。タイトルから分かるようにカルチャースクール的なノリで魔法学校があるみたい。

…はいいのだが、なんか「中二病プレイができる」部分がウチらの中でフューチャーされまくって、4人中3人(要は俺以外)が中二設定盛り沢山のキャラをメイクすることに。

俺はその場でアイデアを貰って考えついた格闘家キャラをメイク。魔法と格闘技を組み合わせた競技をなんちゃら、という感じ。

シナリオはサンプルシナリオ。捨てられたネコが魔法の力を持ってしまい人間達に危害を加えようとするので、それを止める話。
ミドルフェイズは結構シンプルで、行ける場所が商店街や学校など数も予め決まっており、そこではいわゆる自由選択の技能「マギアーツ」ではなく、キャラ設定に準じた「スキル」を使用し情報を集める。それの繰り返しで6つ(固定)の有益な情報を集めるとクライマックスに突入するというものだった。

クライマックス。自陣敵陣合わせて6マスのみバトルフィールドで展開されおり、こちらも「シンプル」という言葉がふさわしい感じでした。
因みに、今回はボスによるターン前の先制攻撃で4人中2人が戦闘不能になるという極悪展開。因みに1人は後衛の回復要員。
「サンプルなのでバランスが分からなかった」とはGMの談ですが素直に「これはひどい」と思いました。
まあ、アリス(万能タイプのクラス)が復活魔法をコピーして2人にかけたので事なきを得、一応前衛の俺のキャラが大ダメージをぶっ放し(止められなかったのはちょっと残念)、最後はまさかのスリップダメージでフィニッシュでした。


感想。とりあえず、長いものには巻かれろ?郷に入っては郷に従え?と強く思うほどに台詞やノリが中二病全開なパーティでした。ついて行けたり行けなかったりで、なかなか疲れるロールプレイでしたな。
ゲームとしては、みんなにも話しましたがシステムが分かりやすくて良かったかと。ただ、折角とったマギアーツが基本クライマックスでしか使えないのが少々残念。TRPGの楽しみの一つのバトルが最後しかない、と決まってしまっているのも良し悪しな気がします。
まあ、逆にシナリオメイクはやりやすそうな気がしますね。ミドルフェイズは場所を考える手間とか省けますし、敵のデータもそんなに沢山必要ないでしょうし。
メインでキャンペーンを続けるというよりは、スポットで軽めに遊ぶ時にという感じの作品でしょうかねー。