逆転検事2

ようやく終わりました。なんだかんだで結構かかったなー。

バレ込み感想。
このゲームのテーマがあるとしたらもちろん「親子」でしょうね。
「親子の絆」辺りでもいいんですが、一部絆とはいえない親子もおりますのでね…。
父とは違う検事になると決めた一柳弓彦、法の番人でありながら優しい母でもある水鏡秤、親を殺された復讐を果たした猿代草太、そして父とは違う道を歩むことを決めた御剣怜侍と。細かいところで言えば、弓彦に自分を重ねるメイだったり、前作からですが親の遺志を継ぎ2代目ヤタガラスを名乗るミクモもですかね。

ラスボス戦は意外とあっさり終わった感じ。
部分的にペナルティがキツめだったのですが、そこまで大仰に詰まる部分はなく、気が付けば最後の1つ前の時点で先走って花束をつきつけてしまった以外はノーミスで終わらせることができました。
難易度的にラストは肩透かし気味でしたが、それでも「キャラのいやらしさ」というのがよくでていて、いい意味で胸クソの悪いラスボスだったと思います。
前作のカルネージが「剛」のボスなら、今回の草太は「柔」のボスといったところでしょうか。

最後のオチはまあ「検事・御剣怜侍」がひっくり返る訳はさすがにないだろうと思っていたので、無難な着地地点かと。
でも、「法のムジュン」と戦っていくことと「検事として人と救うこと」とは少し方向性が違うのでは、というツッコミはなしでしょうか。
↑バレここまで↑


全体の。
さすがにシリーズを通して多少のマンネリ感は否めないものの、安定のクオリティ。
検事1の後随分空けてしまったせいか、当時思っていた「最近の逆転はコッテリしすぎ!もっとアッサリできるシナリオで気軽に楽しみたい!」という気持ちが少し薄くなってきたみたいです。
むしろ「携帯機の重厚なストーリーぐらいの方がガッツリプレイするのに丁度いい?」と思うようになってきました。


それにしても、
「検事・御剣怜侍のターニングポイントが弁護士・成歩堂龍一である」いうことを再三(名前は出さないが)言っている割にはナルホド君が検事シリーズには一切登場しないことが非常に納得がいかない。(当然、背景とかナシで)
どうしてなの?ナルホド君は4でオワコンになったから?いいじゃん逆転裁判で!!

魔女裁判に出席したり、ミュータントと戦っている場合じゃないよ!!