俺と初音ミク

帰り道。ニコ厨になりボーカロイドに興味を持った連れだが、選曲したというCDとそれに対するコメントが面白くないと感じるのは決して彼の人間性だけではないと思う。(大半は占めてると思うが)

俺にとって初音ミクとは自分(たち)の好きな歌をうまく歌ってくれるというの一番大きかったようだ。
ぶっちゃけるとお前らが作った歌なんかどうでもいいってこと。曲を作る才能があっても、歌ってくれる人がいないからそれをミクにやらせてるだけなんだろう。要は声がでれば誰でもいいわけだ。多分。

確かにカバーも随分うpされてたしイメージソングもかなり作られたから、オリジナル曲に行くってのは普通の流れなんだろうけど、オリジナル曲ってそれ多分ボーカロイド関係ないよね。自分の作った曲は好きでもミクは好きじゃないかもしれない。ただのツールとしか思ってないかもしれない。いや、ツールなんだけどさ。

結局「創作」と「パロディ」の違いなんでしょとは嫁の談。確かに俺はなぜか創作同人が苦手だし。

俺もミーハー的なところはあったし、(よく考えたらパソ、ケータイ、PSPの壁紙全部ミクだ)偉そうなことはいえないけど、アニメカバーしてたころは確実に作っている人の「この曲が好きだ」って気持ちが伝わってきた気がする。そもそも好きじゃなきゃやんないだろうしね。ああそういう人でもやっぱりミクはただの道具だったのかもしれない。

オフィシャルソングならいいのか?同人活動だから気に入らない?俺も結局外見でしか見てない?よくわからなくなってきた。そしてまとまらない。

ミクは好きだ。しかし、オリジナル曲はあんまり興味はない。それだけ。