映画「るろうに剣心 伝説の最期編」

明日が休みということでレイトショウで見てきました。

京都大火編の続き。剣心が師匠に拾われて、殺りあって奥義取得。
重要とはいえ、そのシーンに結構尺取ったなあと思ったら後は割とサクサクとで志々雄戦になだれ込む感じ。

突然、最強厨の蒼紫にケンカ売られる形になりましたが、奥義取得済のため余裕の勝利っと。

煉獄に乗り込むことになるんですが、この中盤からは割とオリジナルだったので見ててちょっとドキドキしましたね。
いざ煉獄。ザコ兵をいつもどおり無双して、対宗次郎戦。奥義取得済み(以下略

ラスボス、志々雄戦。…の前に方冶がガトリングガン振り回してちょっと吹いた。お前も使うのかよ。
そして、対志々雄戦は熱かった(炎的な意味でも)。斉藤、佐之助、蒼紫と援軍きまくりにも関わらず全部蹴散らすんだもんなあ。確か原作どおりだとは思うけど、志々雄の強さの表現をこういう絵で見られて非常に満足。

志々雄の由美もろとも刺しからの、剣心の奥義炸裂でフィニッシュ。沈む煉獄…あれ?相手方みんな死んだ?
ラストもタイトルの意味が分かる気持ちいい感じで終わりましたね。

感想。
うむ、面白かった。
前作からそうだけど、全編をとおして原作の抑えておくべきところがしっかりしていて好印象。
脇の話ももうちょっと見たかった感はあるけど(特に対十本刀戦)、それだと大変だから映画として納めるにはこれぐらいがいいんだろうな、と納得しておきます。
アクションの見応えも充分。むしろ時代劇以外であまり見たことないので、ハイスピードな剣戟アクションはとても新鮮に思えました。
後は、正直昔の作品なので自分が原作をあまり覚えていないのも、いい方に働いたんじゃないでしょうか。
自分はこういう作品だとどうしても原作再現度を気にしてしまうのですが、今回は「こんな感じだったはず。オッケー」で大体済みましたから。
というわけで、今回も良作だったかと。原作にこだわり過ぎなければ結構楽しめるハズです。