仮面ライダーカブト

第49話。最終回。
なんか普通にラスボス(三島さん)を倒して終わった。因みに黒幕だった根岸はダークカブトとともにいい感じに片付いてしまった。
今までいくつかの平成ライダーの最終回を見てきたけど、一番普通(無難)なラストだったように思います。

感想
他はDVDだったりである程度まとめて見ていたのですが、この作品は週1の一話分放送だったの1年で完走した初めての作品ということになります。
もっと真面目にやって欲しかったのが正直なところ。重めな設定の割にはギャグ分が多く、自分には悪い意味でアンバランスな作品に見えてしまいました。
天道を始め俺様キャラ達に振り回され、もう1人の主人公である熱血真面目タイプの加賀美が割を喰っているのは、王道を否定しているようであまり好きではなかったなあ。

とはいえ、そのキャラの濃さが作品が引っ張っていったのも確か。
脇の風間、剣、影山、矢車とどのライダーも印象に残る個性を発揮し、中でも風間、剣に関してはカブトとは思えないほどの名エピソードを見せてもらいました。

話といえば、人間に対するワームやネイティブの存在に関して明確な答えを出さなかったのはわざとなんだろうか。
その辺りがテーマになっていると(勝手に)思っていたので、ラストは肩透かしだったなあ。

結局、天道の、天道による、天道のための仮面ライダーカブトということなのでしょうな。