仮面ライダーブレイド

49話。「ブレイドよ永遠に」
サブタイトルをでっち上げたところで早速感想行ってみよう。最終話というよりいきなり全体になりますが。

完走の感想
48話終了時点、自分のブレイド全体への感想はほぼ決まっていた。
「トランプ、バトルファイトという設定はなかなか面白いが、特にカードなど戦況が分かりにくい。いつ見てもライダー同士がバトルというより小競り合いをしている印象。おかげでカタルシスを得られる場面が少なく、変身ヒーロー物としては見ていてモヤモヤする。」
こんな感じで軽くディスって、「最後まで受け入れられんかったわー」とかオチをつけようと思っていました。
最終回を見るまでは。

どうせ、剣崎が悔しがりながら始を封印するとか、バトルファイトのマスター的なやつを破壊して終わらせるとか、なんだかんだで始が人間に戻るとか考えたのですが、剣崎がアンデッドになって始と戦わないことでバトルファイトを終わらせず現状維持するというのはさすがに想定外。
展開に意外性がありつつ、設定(バトルファイト)を生かし、かつ主人公が目的を果たす(=世界を守る)という最終回は評価せざるを得ません。ワンアイデアの勝利といえましょう。
ホント、ED見ても始が始として生きていけるラストは予想してなかったので、ある意味凄い違和感。いや、凄いのは剣崎か。

中盤からラストにかけてガラリと評価が変わった、という意味で電王とある意味似てる感想にはなりましたね。
あ、あとムッキーはともかく橘さんは死んでても良かったんじゃないかな。