仮面ライダーオーズ

45話〜ラスト。ダブルの時もそうですがDVD1巻分なので一気に最終回まで視聴。
45話。まあ、予想どおりメズール脱落な話だったわけですが、完全体になったらホントに欲望のままに暴れるんだな、グリードは。
しかし、グリードの五感ない話を聞いてからグリードのあらゆる行動に切なさが溢れる。特にガメルとメズールは感情的なものだから心にくるなあ。
次回はガメルか…と思ったら予告で伊達さんキター!

46話。前回でてきたプロトバースってそういうことだったのね、といわんばかりに伊達さん再登場。
初登場時はちょっといい印象もってなかったけど、映司とは別の意味でポジティブな伊達さんは今では大好きです。
そしてバースはまたしても、ブレストキャノンぶっぱでフィニッシュ。火力的にそうせんとついていけないんだろうな。
ガメル。最期までメズールへの想いを貫いた一番筋のとおったグリードだったなあ…。
映司v.s.アンク(生身)。こんな時にでもアンクにお礼言えちゃう映司ってやっぱり凄いわ。

47話。ラストに向けての加速がハンパなかった。
ウヴァさんの完全復活、映司の力への欲望、アンクのコアメダルのヒビ。
いよいよ次回最終回!

48話。最終回。
クライマックスだけあって伝説の復活タトバコンボとか、ウヴァさんが尻尾巻いて逃げ出したとか、暴走させられてラスボス化とか、セルメダルを大量に取り込んで真木グリードにぶち込むとか色々あったけど、アンクメダルのタジャドルコンボが全部持っていった感。声も自前だったし泣きそうになったわ。


全体の感想。超面白かった!
以前ダブルをバランスのいい作品と評価したけど、それを上回るクオリティの高さを感じました。
キャラ、設定、ストーリーどれをとっても基本文句の無いデキだったと思います。
特に主人公の映司は、ライダーライフにそこまでのキャラ愛を持ってなかった自分の心をグッと掴んできたベストキャラですね。
真木博士もラスボス確定してからも人形で笑わせてもらったりと、話が重くなりすぎずに済んだのだと思ってます。
欲望というテーマとストーリーの絡み方も絶妙だったかと。あまり「欲望」っていい意味では使われないけど、欲望があるからこそ、人が人たりえるみたいな話だったんだなあ。


まあ、ラストに向けてが割と駆け足だったのと、アンクの安否が心に引っかかりますが、満足できるステキな作品でしたわー。
前者はともかく、アンクに関してはこのオチも予想範囲だし怪人側だから仕方ない、というのを分かっていても今までどおりにみんなでワイワイやれると思いたかった…。
っていうことで、結局アンクにもガッツリ感情移入してしまった自分がいましたとさ。