うわの空公演「面白半分」

劇を見に行きました。しなっちことみずしな孝之先生が劇団に所属しているのは(マンガも追っているので)知っていたのですが、基本東京がメインなので見る機会に恵まれなかったのです。

それが今回というか今週のファミ通いい電子の欄外に名古屋公演の話が載っていたので、これ幸いと見に行くことに。

場所は大須の小劇場。当日券を買って入場し、入ってみると舞台がすぐ近く。収容人数はおそらく50人ぐらい。失礼ながら、思ったよりもかなり小さな劇場でした。

色々な不安のあった久々の観劇ですが、始まってみればアドリブ全開の台詞のやりとり、芸能からゲームまで幅広いネタの細かい応酬(特に座長の引き出しの多さに驚愕)、地方公演ということでの名古屋ネタつボイノリオや「靴のマルトミ」だったりという端っこぶり、しなっちは得意というか本業のイラストネタを披露してナナちゃんやスガキヤを描いてくれたりと色々笑わせてくれました。

正直な話、笑えるのはいいのですがこのノリで最後までだとどうかなあと思い見ていたら、まさかのストーリーが展開。
序盤のどうでもよく見えたシーンがきちんと伏線になっていて、そこから導かれるEDへの美しくも寂しい話は少し泣きそうになりました。
そして見終えた後、タイトル「面白半分」がきちんと意味のあるものだと気づかされました。

すっげー面白かった!
笑いとシリアスのバランスがよく、まさに色々な意味で感動。
次回の名古屋公演(があった時)はもちろんのこと、東京は難しいですが大阪ぐらいなら友人も巻き込んで見に行きたいですなー。

終演後は出演者の方々によるお見送り。
当然直接お話をすることも可能だったので、せっかくなのでしなっちにサインを貰う。写真も取らせてもらいました。
ゲームショウなどで遠巻きに見たことはあるのですが、こんなに近い生しなっちは初めてですね。いい思い出になりました〜。

 単行本にしてもらったサイン。せっかくなので本名で書いてもらいました。

 2人で撮ってもらいました。緊張でピースの余裕もない嫁。