ニーア ゲシュタルト

全体の感想。〜ストーリー編〜
基本アクションゲームなため、各イベントは用意されつつ鬱ゲーといわれつつも意外と淡白。クエストで行方不明になった人は大体死んでたりしますが、まあそういう現実的?な世界観の方が妙に心のおさまりが良かったりしますね。

…なんて思っていたの前半戦まで。
後半戦は死人が大目になり、その原因となる憎悪や狂気の連鎖で非常にいたたまれなくなります。
2周目以降は加えて敵さんのストーリーも追加されるという素敵仕様。後味の悪さが半端ねえです、はい。
特に仮面の街とロボット山が「うわあ・・・」ってなりまくったので、同じくらいカオスなはずの崖の村は(村の性格もあって)「仕方ないよね」と思うレベルです。

後はお分かりの通り何周かするとエンディングが変わったりするんですが、やっぱり一番最後のエンディングがしっくりくるかな、という感じですかね。都合1回しか見られませんけど

もうちょっと書けるつもりだったけど意外とあっさりになってしまったな。
まあ、周回プレイ前提の作りになっているため、その辺のやりやすさはさすがだなあと。2周目の途中で進行の鬱具合に本気でやめたくなりましたが、なんとかやりきりました。
終わったあとに思えば、そういうところとがった方向性も含めて魅力なゲームだったんだなあと思います。受け入れられるかどうかは別としてですけど。

まあ、道中はアレだったとしてもDエンドだけで評価できるゲームですね。ただし、万人向けではないことは確か。

しかし、ダウンロードコンテンツを売る方にしては結構問題じゃないのか?というささやかな疑問。
それともDエンド後も普通に再開できる人向けなのか。オレには無理だなあ。