M-1グランプリ２００９

夕方からの敗者復活SPから見ている気合の入れよう。こうしてみるとやはり準決勝からの決勝って狭き門なんだなと思う。知った面子もそこそこでているので、その日の調子とかネタとかで紙一重なんだなと感じた。
インタビューしてたけど麒麟ってもう１０年経っててM-1出られないんだっけ？残念。
それにしても司会の藤井隆がつまんなかったなあ。当たり障りのことしかいわねーし。同じソツのなさなら本司会の今田の方がさすがって感じだよなあ。

というわけで本選。とりあえず前座がくまだまさしだったらしい。

ナイツ。はい、君達１番手が前座っぽくていいね。んー、やっぱり下馬評を見ても人気も実力もあるらしいねー。最終決戦いけても優勝はないだろうなーとか思ってたらそれすら落ちたか。去年も多分書いたけど、面白くないわけじゃないけど器じゃない。以上。
南海キャンディーズ。久々に南キャンのネタだーと思ったけど見たことあるやつの焼き直しで残念。相変わらずしずちゃんの自由っぷりと山ちゃんのツッコミの切れ味がステキでした。しかし、なんだろうもうちょっと盛り上げられる気がしたのだがそのまましぼんじゃった感じが。点数が良くなかったのも納得。キャラ芸人じゃないと思うんだけどなあ。
東京ダイナマイト。静と動のバランスは良かったと思いますがそれ以外に特に感じることは…。
ハリセンボン。女性ながら普通に実力派だったんだなあと見直す。だがそうカテゴライズすると逆にレベルが高いとは言いがたい。女性芸人は得てしてデブ・ブス・シモ・自虐ネタがくどい傾向にあるのでこの２人はそういった印象からは抜けられそうです。
笑い飯。決勝常連さすがに手馴れたものです。しかし、鳥人はずるいだろ。なんでいきなりファンタジーなんだよ。シュールさと賑やかさの同居した非常にレベルの高いネタでした。腹痛い。
ハライチ。ノリボケ漫才というらしい。いつもながらネタなのかアドリブなのか分からないね。ネタふる方が時々笑ってたのが気になった。そこは淡々と進めてギャップを出して欲しかったな。でも、決勝初出場にしてはよくやったと思う。
モンスターエンジン。で、前回は緊張してたとして今回はどう言い訳するつもり？ネタというよりただの罵り合いにしか見えなくて少しばかり不快でした。コントらしくなさをネタにしようとしたんだろうけど逆効果だったね、完全に。
パンクブーブー。この中では特にオンバト畑のコンビなのでいけるかと思ったら、ノリとテンポが最高！「悪口が独特」ってあたりも言葉のセンスの良さが伺えますね。
敗者復活まさかのNON STYLE。前年王者の貫禄しかとみとどけた、という感じ。安定感と勢いどちらも感じられるすばらしいネタでした。

最終決戦。
NON STYLE。１回目と同じようなネタなのは残念でしたが、さすがに笑う準備ができているので安心でした。
パンクブーブー。こっちはオンバトでみたやつかな。ちょいアレンジされてましたが。少し短かった気がするけど、十分です。
笑い飯。やっぱり鳥人ですべてを使い果たしたか…。チンポジネタは正直どうかと思う。

結果はパンブーの満点！いや、飯はともかくノンスタにも票が入って良いとは思ったけど連チャンだったのが良くなかったかなー。俺的には３対４でどっちが勝ってもおかしくなかったと思う。
いやー、2007がひどかっただけにここ２年の順当ぶりに非常に納得。まだまだ捨てたモンじゃないなあと思いました。