仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス

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観てきました。鎧武&ドライブに続き映画館で見るのは2回目となりますが、今回は両方ともちゃんと好きな作品なので期待も大です。
今作はパート分けがない珍しいタイプでしたね。ゴーストの過去の世界がメインのタイムループもの。
ドライブではチェイサー他、ハートらのロイミュードの復活があり、ゴーストではタケルのお父さんとの話をしっかりやってくれるという隙のない構成でした。
正直、ドライブ側は本編をきれいに〆てしまったので、なかなか苦しい追加シナリオだったような気がしないでもないですが(ベルトさんのご都合主義とか、ロイミュード組がただの敵役だけだったとか)、それでも剛がチェイサーとまた会えてきちんと話ができた辺りは大戦ならではの嬉しい演出ですわ。
後は、進ノ介と霧子の結婚話かな。入場特典のポストカードにもあったけどリア充爆発しろ感がすごいですわ。いや、もちろんいい意味ですが。
ここまで主人公とヒロインがベッタリなライダーがあっただろうか、いやない。(反語)

本編がそこまで進行していないので、そこまで深い話はできないゴースト側ですが、そこはダブルと同じ過去と絡めることで十分なものになった気がします。
ドライブの剛とチェイサーに続き、タケルとお父さんとのお別れがあったのでクライマックス前はホロリとさせられましたね。
スペクターさんの空気っぷりが割と。まあ、現在あんな感じなので違和感ありまくりですが、まだキャラが固まってない段階だったのかねえ。

話が重くなりすぎないようにか、コミカルなシーンが多かったように思います。その中ではやっぱり本願寺理事官のところですかね。片岡鶴太郎竹中直人のコントが見られるのはMOVIE大戦ジェネシスだけ!(個人の感想です。)つか大物俳優二人がなにやってんだってマジ思った。
笑えるシーンが多かったのはいいのですが、逆にシリアスシーンとのギャップがあったので、気持ちをどちらに向ければいいかちょっと困ったかな。

バトル。ダ・ヴィンチは万能の天才と呼ばれている割には技がモナリザばっかりでしたね。まあ俺もそれ以外は詳しく知らないけど。
ドライブがまさかのタイプワイルドを使用、テクニックはスルー。ゴーストのビリーに合わせて使うとかあっただろうにー。

見も蓋もない話ですが、MOVIE大戦は細かいことはおいておいていかにライダー祭り感がでるかが面白さだと思うので、そういう意味では今回はバッチリだったかと。

後、父さん生身なのにゴーストハンターというだけで強過ぎじゃないですかね。